純正・汎用・リサイクルトナーのメリット・デメリットを徹底比較。リサイクルトナー購入時に抑えておきたい注意点とは?

「これからリサイクルトナーを導入して、印刷コスト削減!」

「しかも環境に優しいので、まさに一石二鳥!」

リサイクルトナーを導入すれば、純正トナー(※)の価格の30%以下で購入できることがあり、とても魅力的です。 (※純正トナー: プリンターメーカーが製造しているトナー)

ただし何も知らずにいきなりリサイクルトナーを購入すると、思ったような色が出ない場合やトナーが動かない場合があります。 もともとコスト削減が目的だったのに、逆に費用が高くついてしまう・・・なんてことになりかねません。

リサイクルトナーは純正トナーと違い、プリンターメーカーではないリサイクルトナー業者が製造・販売しています。 会社ごとにリサイクルトナーの製造プロセスが異なり、会社によって品質にバラつきがあります。

2019年現在、リサイクルトナーの販売をしている会社の数は100社以上にのぼります。

さらに「リサイクルトナー 」で調べてみると、どの会社も高品質を謳(うた)っていて、どの会社から購入すれば良いかわかりづらい・・・。

とりあえず検索で上位に表示された販売業者の中から、一番安い業者からリサイクルトナーを購入しようとしていませんか?

検索結果

参照: 2019年5月の「リサイクルトナー」のGoogleの検索結果

またリサイクルトナーを装って、質の悪い模造品・コンパチ品を販売している業者がいるのも事実です。そのため、 値段の安さだけで判断するのはオススメではありません。

インクスポットではこれまで14年間、合計35万本以上のリサイクルトナーを販売してきました。ありがたいことに、 学校法人や病院、個人で営業されている印刷業者様をはじめ、多くのお客様に何度もリピートしていただき、 多くのお客様に信頼されていると自負しております。

その経験をもとに、これからリサイクルトナーを購入される方にぴったりのトナーの選び方をご紹介していきたいと思います。

会社のニーズや状況によって、選ぶべきトナーの種類は異なります。 「コストを抑えるならとりあえず、リサイクルトナーを選ぶ」というほど、単純でないケースがあります。

本記事を参考にして、トナー選びを賢く行い、御社のコスト削減に繋げていただければ幸いです。

記事の目次

[時間がない方向け] トナーの選び方 & 注意点まとめ
まずは抑えておこう!トナーカートリッジ基本の4つのタイプ
トナーカートリッジ選びで重要な4つのポイントとは?
リサイクルトナーカートリッジ購入時の注意点4つ
主要9ブランド、売れ筋の純正・リサイクルトナーランキング

[時間がない方向け] トナーの選び方 & 注意点まとめ

本記事は初心者の方にも、わかりやすくトナー選びの方法を伝えることを目的としています。そのため、記事が少し長くなっております。

本記事に書かれている内容を全て読んでいる時間がないという方のために、先に要点だけをまとめました。

トナーの選び方と注意

トナー選びのポイント

・万が一のために、トナーの保証だけでなくプリンターの保証も付けたい場合は『純正品』または『リサイクル品』を選ぶ。
ただし、プリンターが破損するほどのトラブルはそうそう発生しない。

・どれだけコスト削減したい場合でも『互換品』には手を出さない。

・学校アルバムやポスターを納品する印刷会社や細かい線がたくさん書かれた設計図面を印刷する
設計会社など色の精度が求められる場合は『純正トナー』もしくは『汎用トナー』を使用するのがおすすめ。
ただし、汎用品が流通されているトナーが少ない。

それ以外は『リサイクルトナー』で十分間に合う。

・『リサイクルトナー』を購入する場合は以下の条件を満たす業者から購入する

  • ・STMC認定工場である
  • ・販売実績が豊富
  • ・保証がしっかりしている
  • ・トナーの値段が安すぎない

自分で詰め替えるタイプのリサイクルトナーを購入する場合は注意が必要。

・すぐに納品が必要な場合は即納品のリサイクルトナーを購入する

リサイクルトナー購入時の注意点

・「大手のショッピングサイト = 安心」ではない。大手ショッピングサイトの掲載されているからといって安心せずに、一社一社しっかり見極める。

プリンターの破損に繋がるので、複数の業者のリサイクルトナーを混合で併用しない。 プリンターメーカー製 (純正品) とリサイクル業者1社での併用はOK。

・リサイクルトナーのまとめ買いを控えて、購入後保証期間内に使いきる。

・トナーカートリッジのどこかにプリンターメーカーのロゴの刻印、 もしくはシールが確認できない場合、リサイクルトナーではなく安価な『互換トナー』である可能性あり。(純正シールの上に再生業者のシールを張っている場合もある)

以上を守って、トナー選びを行なってください。

メーカー別にトナーを探す

それでは、ひとつひとつ順を追って説明していきます。

まずは抑えておこう!トナーカートリッジ基本の4つのタイプ

正しいトナーカートリッジ選びは、トナーの種類を理解するところから始まります。

値段の安さだけで比較すれば、いわゆる模造品・コンパチ品と言われる『互換トナー』を購入するという結論になります。 ただし、『互換トナー』の品質の面を考えると、トナー自体の不具合はもちろん、
プリンター自体にも不具合が出る可能性があり、購入はおすすめできません。

そのため、安さ重視のお客様には基本的にリサイクルトナーをご紹介しています。

しかし高い色合いの精度が求められる場合は、『汎用トナー(ノーブランドトナー)』、 もしくは少し値段が高くても『純正トナー』をオススメする場合もあります。

このように、自社のニーズや状況にあったトナーを選ぶためには、トナータイプごとの特徴、 メリット・デメリットを理解することが不可欠となります。

まずは、各トナーの違いをしっかり理解して、トナー選びに活かしてください。

さて、世に出回っているトナーカートリッジには大きく4つの種類があります。

  • ・純正トナー
  • ・汎用トナー(ノーブランドトナー)
  • ・リサイクルトナー
  • ・互換トナー (模倣トナー・コンパチ品)
トナーの説明

以下では、それぞれのトナーのメリット・デメリットをご紹介していきます。

1. 純正トナー

純正トナーとはメーカーが出している正規品のトナーとなります。

純正トナー

メリット・デメリットは以下の通りです。

  • ・メリット
    1. ・メーカーブランドなので、高品質。
    2. ・不具合がほとんど無い。
  • ・デメリット
    1. ・価格が非常に高い (※純正品の価格の高さは順を追ってご説明していきます。)
    2. ・メーカーが生産終了をしたら入手不可
    3. ・プリンター保証がつくか否かはメーカーと結んでいる保守の内容次第。

さらに純正トナーの中でも、『国内純正』と『輸入純正 (海外純正)』の2種類に分かれます。

国内純正トナー

『国内純正トナー』とは、国内で製造・販売されている純正トナーで、いわゆる皆さんがイメージしている純正トナーです。

輸入純正トナー

『輸入純正トナー』とは、海外で販売するために製造されたトナーを日本に逆輸入してきたトナーです。『海外純正トナー』とも呼ばれます。

基本的にメーカー各社が販売するコピー機の規格は世界共通なので、トナーの仕様も同じ。
しかも価格が国内純正トナーに比べて安いのが特徴です。
ただし、海外用として生産販売されているプリンター本体の型番と国内型番が一致しないケースもあります。
安さの理由は海外でのトナーの平均販売価格が安いため、メーカー側も値段を抑えて販売しているためです。
純正輸入比較

例えば、インクスポットが取り扱っているトナー2つを取り上げて価格比較すると以下のようになります。

メーカートナー名国内純正(※)海外純正価格比較(%引き)
キャノントナーカートリッジ041H(CRG-041H)55,080円46,440円15.69%
リコーIPSiO SP トナー ブラック C830H33,696円30,024円10.90%
(※こちらで取り上げている価格はあくまで、インクスポットで販売している価格となります。会社によっては値段の上下があります。)

この表をみるとわかる通り、『輸入純正』は『国内純正』と比べておよそ 10%~20%程度安くなります。

「では、輸入純正を購入すべきでは?」

実は輸入純正にも以下のようなデメリットがあります。

輸入純正トナーのデメリット

  • ・輸入純正トナーのデメリットは流通数が少ないので、そもそも使用しているコピー機に合うトナーが見つからない可能性が高い。
  • ・メーカーによっては保証対象外となることがあるので、リサイクル品を購入する場合と保証範囲が変わらない。
  • ・安いといっても、リサイクルトナーと比べて高い。(※詳細はリサイクルトナーの説明の箇所にて)

余談ですが、純正トナーの値段の高さに関して、品質が高いからというのはもちろんですが、 メーカー側が定期的に購入が必要なトナーの販売で利益を出そうとしている説があります。

輸入純正の値段が日本より安いことを考えると、あながち間違っていないのかもしれません。

純正トナー メリット・デメリット 純正品一覧へ

2. 汎用トナー (ノーブランドトナー)

汎用トナー(ノーブランドトナー)とは、純正トナーを製造している工場で作られたトナーで、メーカーを通さずに販売されているトナーになります。実は全てのプリンターメーカーが自社工場でトナーを製造しているわけではなく、一部もしくは全部を他の会社に委託して製造しています。

汎用トナーの仕組み

以下ではメリット・デメリットをご紹介します。

  • ・メリット
    1. ・『純正トナー』と同じ工場で製造されているので、品質は純正とほぼ同じ。
    2. ・トナーの品質保証を行なっているケースが多い。(※インクスポットでは1年保証あり)
  • ・デメリット
    1. ・純正品ではないのでプリンター保証がつかない。保証内容自体は『リサイクルトナー』と大差がない。
    2. ・売れているトナーの型番のみ『汎用トナー』が製造されるので、『汎用トナー』の流通量は少ない。
    3. ・予告なく、突然販売・生産中止をすることがある。
    4. ・汎用品を名乗って、品質の悪い『互換トナー (模造品・コンパチ品) 』を販売している業者が存在し、その見分けが難しい。
    5. ・純正品よりは値段が安いが、それでも『リサイクルトナー』と比較すると高い。

『汎用品』と『互換トナー』を見分ける一つのポイントは「価格」です。
あまりにも安すぎるものは注意が必要です。

参考までに、インクスポットでの『純正品』と『汎用品』の価格比較を提示します。
以下よりも、著しく価格差がある場合はコンパチ品と呼ばれる『互換トナー』の可能性があるので、注意が必要です。

メーカートナー名純正汎用価格比較(%引き)
キャノントナーカートリッジ042(CRG-042)28,080円24,840円11.54%
エプソンLPB4T21 ETカートリッジ(Mサイズ)41,256円20,520円50.26%
リコーIPSiO SP トナー ブラック C830H33,696円15,120円55.13%
富士通LB321B トナーカートリッジ44,496円18,360円58.74%
IBM07N1680 EPカートリッジ58,320円32,400円44.44%
NECPR-L2800-12 EPカートリッジ33,696円15,444円54.17%
汎用トナー メリット・デメリット 汎用品一覧へ

3. リサイクルトナー

リサイクルトナー(再生トナー)とは、純正カートリッジの使用済み容器を使用し、再利用出来る様カートリッジの各種部品の耐久点検・交換を行い、中身のトナーを色合いや成分が似ているもので詰め替えた品物となります。 純正カートリッジを使用するため、品質は安定していますが、再生トナーの製造元の業者により各種点検や交換に使用する部材、その工程が異なるために各販売店によって品質に差があります。

リサイクルトナーの仕組み
  • ・メリット
    1. ・『純正トナー』と比較して安いのはもちろん、『輸入純正』や『汎用品』と比較しても値段が安い。
    2. ・純正カートリッジの使用済み容器を使用するため、品質が安定している。
    3. トナーの品質保証を行なっているケースが多い。(※1)
    4. ・トナーカートリッジを再利用するため、環境に優しい。
    5. ・メーカー側で生産終了になったトナーでも入手できることがある。
  • ・デメリット
    1. ・純正トナーと比べて少し不具合率が高い。
    2. ・リサイクルトナー製造業者によって、トナーの質が大きく異なる。
    3. 高い色合いの精度が求められる印刷、細かい線がたくさん書かれた設計図面の印刷など特殊紙を使った印刷には向かない。
    4. ・メーカー保守を結んでいてもリサイクル品を使用しているため費用が掛かってしまう。(※1)
  • (※1)インクスポットではお客様に安心してリサイクル品のご利用を検討頂ける様ご購入から一年間有効の保証期間を設けております。詳しくは品質保証についてのページをご参照ください。

具体的にどの程度、値段が違うかイメージがつかない方のために、以下では価格差の一例をご紹介します。

メーカートナー名純正汎用リサイクル
キャノントナーカートリッジ042(CRG-042)28,080円24,840円8,100円
エプソンLPB4T21 ETカートリッジ(Mサイズ)41,256円20,520円7,560円
リコーIPSiO SP トナー ブラック C830H33,696円15,120円7,344円
富士通LB321B トナーカートリッジ44,496円18,360円9,072円
IBM07N1680 EPカートリッジ58,320円32,400円6,264円
NECPR-L2800-12 EPカートリッジ33,696円15,444円6,048円

純正品と比較した場合、それぞれ何%引きになるかを計算した表が以下の通りとなります。

メーカートナー名汎用リサイクル
キャノントナーカートリッジ042(CRG-042)11.54%71.15%
エプソンLPB4T21 ETカートリッジ(Mサイズ)50.26%81.68%
リコーIPSiO SP トナー ブラック C830H55.13%78.21%
富士通LB321B トナーカートリッジ58.74%79.61%
IBM07N1680 EPカートリッジ44.44%89.26%
NECPR-L2800-12 EPカートリッジ54.17%82.05%

もちろん商品によってバラつきはありますが、 汎用トナーは純正トナーと比べて『10%~60%引き』、リサイクルトナーは『70%~90%引き』の値段になります。

また、リサイクルトナーの中でも、業者が詰め替えるタイプのものと、詰め替え用のトナーの粉を購入し、自分で詰め替えるタイプのものがあります。

業者側が詰め替えるタイプ

トナーの製造業者側が使用済みトナーのクリーニング、粉の詰め替えなど必要な作業を全て行い、 あとはプリンターに装着するだけの状態で販売しているタイプです。インクスポットで販売しているリサイクルトナーは全てこのタイプになります。

自身で詰め替えるタイプ

トナーの中身だけを購入するため、業者側が詰め替えるよりもコストが安くすみます。 ただ一方で、自身で詰め替え作業を行うため、注入に失敗するリスクが高く、不具合率が上がります。 例えば、Epsonのカートリッジは絶妙な圧力下でしか動作せず、トナーの粉を入れるだけだと10枚程度印刷したら動かなくなるということもあります。

また、注入作業がうまくいかずに、トナーの粉がプリンター内部の現像機に漏れて、ローラー上で溶けた場合、プリンター故障に繋がります。

そもそも、トナーの粒子はとても細かく、5~10ミクロン程度です。
インクであれば服に汚れがつく程度ですみますが、トナーは別です。

トナー詰め替え時に誤って落としてしまうと粉塵爆発を起こし、プリンターだけではなく人体に悪影響を及ぼす危険があります。

これらのリスクがあるため、インクスポットでは詰め替えタイプを販売しておりません。 インクスポットでは詰め替え作業を行うときに、空気が入らないように専用の機器を使用するなど、 高品質なリサイクルトナーの提供のために必要な工程を踏んでいます。

また、万が一トナーの粉が溢れた場合でも細かい粒子を吸える専用の掃除機を使用して安全に作業できる環境づくりにも力を入れています。

これらの作業を利用者様に求めることは難しいと考えており、トラブルを避けるためにも自社でパッケージした製品のみを販売しています。

リサイクルトナー メリット・デメリット

4. 互換トナー (模倣トナー・コンパチ品)

互換トナー(模倣トナー・コンパチ品)とは、カートリッジを始めとしの各種部品、 中身のトナー全てがプリンターメーカーではない第三者(サードパーティ)が製造したものとなります。

互換トナーの仕組み

他のトナーと比較してかなり値段が安い一方で、カートリッジの部品も第三者が作っているため品質が安定しません。 トナーの不具合はもちろん、最悪の場合、カートリッジからトナーが漏れて、プリンター内部に散乱し傷つけたり、 プリンター自体の故障・トラブルの原因になる可能性が高いです。

互換トナーにも製造業社がいくつもあって中には純正カートリッジに形だけを似せて、本来のトナー成分とまったく合わないトナーを補充した模造品もあり、 過去に特許を侵害したとして訴訟が起きた例もあります。

  • ・メリット
    1. ・値段が圧倒的に安い
    2. ・純正メーカーや再生メーカーが生産終了になったトナーでも手に入る可能性がある。
  • ・デメリット
    1. ・ほとんどの場合、トナー保証を謳っていながらどんな不具合でも再現されなかったとのことで代替品として良品が送られない事が多い。
    2. ・プリンターとの相性が悪く、不具合が起こりやすい。
    3. ・トナーの中に純正品に真似て作った部品が含まれている場合、特許侵害となるためコンプライアンスの問題になる。

以下では、参考までにどれくらい値段が安いのかを表にまとめました。 インクスポットではトラブルを避けるために『互換トナー』の取り扱いは行なっておりません。 そのため、あくまで参考金額として他社の販売価格を提示します。

メーカートナー名純正リサイクル互換(他社製品)
キャノントナーカートリッジ331(イエロー)(CRG-331YEL)6,480円3,402円1,880円
エプソンLPB4T24 ETカートリッジ11,880円7,560円5,180円
ブラザーTN-291BK(ブラック) トナーカートリッジ6,912円3,672円2,270円
(※純正とリサイクルはインクスポットの販売価格を表示。互換品は他社製品の金額を表示しています。)

『互換トナー』は『リサイクルトナー』と比べてもさらに安いことがわかるかと思います。

ただし、品質に関して保証できないためインクスポットでは取り扱いがありません。 トナー選びを『値段で選んではいけない理由』がここにあります。

実は最近、『互換トナー』の中にも『純正トナー』と遜色ないレベルのものも存在します。 しかしその場合、特許侵害にならないよう、いちから技術研究をする必要があり、大幅な設備投資と研究費用が必要になります。

高品質の互換トナーをリサイクルトナーや他の互換品と同程度の価格で提供できるかといえば難しいです。 値段が低いから互換トナーを選ぶという観点からメリットがなくなってしまいます。

互換トナー メリット・デメリット

このようにトナーの種類をしっかり理解すれば、値段も抑えつつ質もしっかり担保できるトナー選びができるようになります。

ここまで読まれた方は「うちは純正トナーにする」「リサイクルトナーにする」など少しイメージができるようになってきたのではないでしょうか?

メリット・デメリット まとめ

ではトナーの種類とそれぞれの違いをしっかり理解できたところで、次にトナーカートリッジの選び方のポイントをご紹介していきます。

トナーカートリッジ選びで重要な4つのポイントとは?

トナーカートリッジの種類とそれぞれの違いを理解する上で、重要なポイントが4つあります。
『値段』『品質』『保証』そして『納期』です。

まずは全体像を掴むために、一つの表にまとめました。

純正汎用リサイクル互換
値段高いやや安い安い安い
品質高い高い(純正と同じ)良い悪い
保証プリンター保証
トナー保証
トナー保証トナー保証なし
納期 在庫があれば即納、
なければ1週間以内
在庫があれば即納、
なければ購入不可の可能性あり
在庫があれば即納、
なければ1週間以内
在庫があれば即納、
なければ1週間以内

上記の表をマトリクス図にまとめると以下のようになります。

「値段 x 品質」

値段品質

「値段 x 保証」

値段保証

以下では、4つのポイントを軸にそれぞれのトナーを比較していきます。

トナー選びのポイント1『値段』

トナー選びで重要なポイント1つ目は『値段』です。

まず、具体的にどれほど値段が違うのかイメージがつかない方のために、以下に価格差の一例をご紹介します。

メーカートナー名純正汎用リサイクル
キャノントナーカートリッジ042(CRG-042)28,080円24,840円8,100円
エプソンLPB4T21 ETカートリッジ(Mサイズ)41,256円20,520円7,560円
リコーIPSiO SP トナー ブラック C830H33,696円15,120円7,344円
富士通LB321B トナーカートリッジ44,496円18,360円9,072円
IBM07N1680 EPカートリッジ58,320円32,400円6,264円
NECPR-L2800-12 EPカートリッジ33,696円15,444円6,048円
(※こちらで取り上げている価格はあくまで、インクスポットで販売している価格となります。 会社によっては値段の上下があります。)

純正品と比較した場合、それぞれ何%引きになるかを計算した表が以下の通りとなります。

メーカートナー名汎用リサイクル
キャノントナーカートリッジ042(CRG-042)11.54%71.15%
エプソンLPB4T21 ETカートリッジ(Mサイズ)50.26%81.68%
リコーIPSiO SP トナー ブラック C830H55.13%78.21%
富士通LB321B トナーカートリッジ58.74%79.61%
IBM07N1680 EPカートリッジ44.44%89.26%
NECPR-L2800-12 EPカートリッジ54.17%82.05%

もちろん価格差は商品によってバラつきはありますが、上の表によると、 汎用トナーは純正トナーと比べて『10~60%引き』、リサイクルトナーは『70%~90%引き』の値段になることがわかります。

『互換トナー』に関して前述の通り、値段が安くても、品質に問題があるケースが多いため購入の際は自己責任でお願いします。

コスト

トナー選びのポイント2『品質』

トナーを品質で選ぶ場合は、『純正トナー』と『汎用トナー』が同程度の品質、それに次いで『リサイクルトナー』となります。

『汎用トナー』は製造元が『純正トナー』と同じなので、品質は同レベルでなおかつ価格も純正トナーより安いというメリットがあります。 一方で、『汎用トナー』は売れている人気のトナーしか製造されないケース多く、 全体的な流通量が少なく、入手がし辛いというデメリットがあります。

『リサイクルトナー』は『純正トナー』と同じカートリッジを使用するため品質が良いですが、 問題はトナーの中身の粉と詰め替え時の作業の質によって品質が大きく左右されます。

つまり『リサイクルトナー』でも製造元によって品質に大きく差が出ます。 各社リサイクルトナーの販売価格に差が出るのはこれが理由です。

良質なリサイクルトナー業者を探す際に、以下3つのポイントを満たしているか確認しましょう。

  • 1.STMC認定工場である
  • 2.販売実績が豊富
  • 3.保証がしっかりしている

STMC認定工場に関して、STMCとは「Standardized Test Methods Committee」の略であり、 リサイクルトナーの普及を推進するために定められた世界基準での検査方法となります。 STMC規格を取得するにあたってカートリッジの分解や清掃またトナー充填に伴い印字のテスト、 配送を踏まえた落下耐久テストなど様々な重要な検査項目が含まれています。 STMC規格は製品毎に対する認定では無く工場毎行われる形のため、 認定された工場ではどの製品も厳しい品質管理の基準を満たしているものとなります。

STMC認定工場であるかどうかは以下のマークの有無で判断できます。

STMC

『リサイクルトナー』の印刷の質はたしかに『純正トナー』に劣りますが、 特殊な場合を除きリサイクルトナーで十分事足ります。 特殊な場合というのは、1) 印刷物を製品として提供している、2) 特殊な紙を使用するものです。

「印刷物を製品として提供している会社」の例として、学校アルバム、ポスター、パンフレットの印刷業者さんがあります。 細かい色合いの精度に関して、リサイクルトナーは純正には劣ります。例えば細かい色合いが違うことがありえますので、 純正トナーを使用することをおすすめします。

次の「特殊な紙を使用する」例として、厚紙やポスターなどがこれに当たります。 特殊な紙を使用する場合、印刷物の定着温度の違い、付着色素の違いでうまく色が載らないことがあります。

これらのケースを除けば、リサイクルトナーは問題なく使用できます。

ケース

トナー選びのポイント3『保証』

保証は各消耗品販売店により異なります、例えば弊社インクスポットではどのタイプの消耗品をご購入頂いても基本的に一年間の保証期間を設けております。不具合があった際は始めに弊社にご連絡を頂ければと思います。 基本的に新品のプリンター本体を購入時に保証書が付いていますが、こちらは純正品を利用していた場合で不具合があった際はメーカーが無償でプリンターの修理を受け付けるとの形になります。 その他汎用品またはリサイクル品をご利用されている場合は不具合の内容によっては有償になってしまう場合もございます。

純正トナーを使用しているからと言ってメーカーが不具合が発生した度に無償でプリンターを修理してくれる訳ではございません。こちらは保守の契約内容により異なります。

リサイクル品の保証に付きましては、純正メーカーに劣らない様に設けられているところがほとんどです。 インクスポットでは保証内容を要約しますが、弊社でご購入頂いた消耗品をご利用中に万が一不具合が発生した際(プリンター本体含む) メーカーの修理報告書にて弊社が販売した消耗品が原因で発生した不具合だと言う事を明確に記載頂ければ掛かる費用は全額弊社が負担を致しますとの事です。 詳しくはは品質保証についてのページをご参照ください。(※1)

しかし、基本的にリサイクルトナーを使用しても、プリンター故障につながるようなトラブルはほとんど起こりません。

万が一でもトラブルがあっては困るという場合は、純正品の在庫を保管しておいていただければ販売店の営業時間外でも消耗品を入れ替えれば一時的に改善は見られるものが多いと思います。

(※1)インクスポットではお客様に安心してリサイクル品のご利用を検討頂ける様ご購入から一年間有効の保証期間を設けております。詳しくは品質保証についてのページをご参照ください。 保証

トナー選びのポイント4『納期』

基本的には、どのタイプのトナーを購入しても在庫があればすぐの発送となります。

例えば、インクスポットであれば平日の16時までに注文が入れば即日発送。東京都内であれば、早ければ翌日には到着します。

1つ注意すべきなのはリサイクルトナーです。リサイクルトナーには『リターン品』と『即納品』の2種類があり、 『リターン品』の場合少し時間がかかります。

まず、お客様の使用済みカートリッジを回収し、業者側でクリーニング、分解、各種消耗部品の点検、 トナーの粉を補充した後、お客様のもとに返送というプロセスを踏みます。

納期

そのため、最短でも1週間程度納品に時間がかかります。

納品を急ぐ場合は、購入する際に『即納品』であることを必ずチェックしてください。

ちなみに純正の場合は注文を頂いてから、早くて1-2日、遅くても1週間以内に納品ができます。 汎用品は流通数が少ないので、そもそもお問い合わせ頂いても生産がされていない、もしくは生産がストップされていることが多いです。 在庫があればすぐに納品できますが、それ以外は難しいとお考えください。

トナーの選び方と注意

ここまで読んで、既にどのタイプを買うべきか見えてきた人も多いのではないでしょうか?

次にリサイクルトナーの購入を考えている方に向けて、リサイクルトナー購入時の注意点をご紹介していきます。

純正トナーや汎用トナーの購入を決めた方は、次のセクションを飛ばして読むか、早速以下のリンクからトナー選びを行なってください。

トナーをプリンタ名から探す

リサイクルトナーカートリッジ購入時の注意点4つ

ここからはトナー販売業者の目線で、『リサイクルトナー』を購入する際の注意点をご紹介していきます。

これまで35万本以上のトナーを販売した経験と、お客様から頂いた御相談を元に注意点をまとめました。 これからリサイクルトナーを購入する方にぜひ目を通してください。

大手のショッピングサイト = 安心ではない!

リサイクルトナーを購入する際に、インターネットで検索すると、様々なトナー販売業者が表示されます。

その中には、誰もが名前を聞いたことがあるような大手のショッピングサイトも出てきます。 ここでお伝えしたいのは「大手のショッピングサイト = 安心」ではないということです。

大手のショッピングサイトの中でも様々な販売業者(出店者)が存在しています。

その中には、中国や海外の出店者がリサイクル品や純正品と偽って、模造品を販売しているケースもあります。 同じ商品の値段が他社と比べて、著しく低い場合は特に注意です。

また、商品の説明が不自然な場合も注意が必要です。 例えば、商品名の箇所に「純正 / 汎用 / リサイクル / 互換」など全てのトナータイプを並べているところは、 自社がどのトナーを販売しているかわかってないこともあります。

もちろん、全ての出店者が信頼できないという訳ではありません。 ただ、大手のショッピングサイトに出店しているからと安心せずに、これまでご紹介したトナーの知識を使って、しっかり見極めましょう。

購入時の注意

様々な会社の部品を併用しない

コピー機の中には、トナーカートリッジ以外にも例えば、『ドラム』『感光体ユニット』『廃トナーボックス』など 様々な部品が組み込まれています。これらのパーツもトナーカートリッジ同様に、純正品やリサイクル品が存在します。

注意すべきなのは、様々な会社のパーツを併用しないことです。 インクスポットでは、純正のパーツとの相性を見ながらリサイクルトナーを製造しています。テストを行う際は、純正のパーツ、 もしくはインクスポットで製造しているパーツと組み合わせた際に稼働するかどうかを見ています。

そのため、例えばリサイクルドラムを他のリサイクル業者の製品を使用している場合、 それが原因で当社のリサイクルトナーがうまく動かないということがあります。

トラブルの例として、トナーの色ごとに違う会社のトナーを使用していて、 それぞれ印刷の定着温度が異なり、印刷した時に色にムラができる、最悪の場合は定着器の箇所が故障することがあります。

また、様々な会社の部品を使うことで、責任の所在が曖昧になります。 何かトラブルがあったときに、購入会社にしっかり対応してもらえるように、部品は同じ会社から購入するようにしましょう。

併用はしない

トナー部品のまとめ買いを控えて、数ヶ月以内に使いきる

トナー会社の期間限定セールや決算直前にまとめて部品を購入する機会があると思いますが、 まとめ買いをできる限り控えて、使う時にその都度購入することをおすすめします。

その理由は、経年劣化してしまい、いざ使用する際に使えないことがあるためです。

トナー自体は放って置いても1年程度持ちます。使用する前にトナーを振って使えば、ほぼ問題なく動きます。

しかしその他の部品、例えば、印字出力を行う『ドラムカートリッジ』、プリント時に余分なインクを掻き取る『ドクターブレード』、 カラープリンターで使用されている『ゴムローラー』などは放っておくと劣化して使えなくなります。

特に最近はトナーとドラムカートリッジ一体型のトナーが発売されているので、トナーだから安心という訳ではありません。 トナーの中に組み込まれている部品が劣化し、結果的にトナーが動かなくなる可能性があります。

購入後、数ヶ月以上放置しておくことはやめましょう。 夏場は特に注意が必要です。熱いところや直射日光が入る箇所に放置しておくと劣化が早く進みます。 最近のトナーは低温定着なので、以前の高温定着トナーのような耐熱性はなく少しの熱でもダメになります。

必要な分のトナーを必要な時にだけ買う。これがベストです

トナーカートリッジにプリンターメーカーのロゴが確認できる

リサイクルトナーは純正トナーのカートリッジを使用しています。 そのため、カートリッジのどこかにプリンターメーカーのロゴの刻印、またはシールが貼られています。 例えば、ほとんどのCanonのトナーにはロゴと注意書きが刻印されています。

リサイクルトナーはメーカーロゴの上に、リサイクル業者のシールを貼って発送しなくてはならないので直視することはできませんが、 シールの下にロゴらしきものが確認できるかと思います。
(※リサイクル業者のシールを外すと、返品の対象から外れることがあるので、外さず確認するようにしてください。)

このポイントは購入後にしか確認できませんが、納品後確認して 不審な点がある場合は購入先に問い合わせして、返品してもらうようにしましょう。

主要9ブランド、売れ筋の純正・リサイクルトナーランキング

以下では、プリンターメーカーの主要9ブランドのトナー売れ筋ランキングをご紹介します。 紹介するトナータイプはインクスポットで取り扱いが多い『リサイクルトナー』と『純正トナー』となります。

ご紹介するブランドは以下の9つとなります。

  • ・Canon (キャノン)
  • ・Epson (エプソン)
  • ・RICOH (リコー)
  • ・Brother (ブラザー)
  • ・OKI (オキ)
  • ・NEC
  • ・Xerox (ゼロックス)
  • ・HP (ヒューレット・パッカード )
  • ・京セラ

インクスポットではその他のブランドのトナーのご用意しております。
以下のページからプリンターメーカー別に選んでいただけます。

トナーをプリンタ名から探す

Canon (キャノン)

Canonのリサイクルトナー TOP3
Canonの純正トナー TOP3

その他のCanon(キャノン)のトナーをプリンター名から探す

Epson (エプソン)

Epsonのリサイクルトナー TOP3
Epsonの純正トナー TOP3

その他のEpson(エプソン)のトナーをプリンター名から探す

RICOH (リコー)

RICOHのリサイクルトナー TOP3
RICOHの純正トナー TOP3

その他のRICOH(リコー)のトナーをプリンター名から探す

Brother (ブラザー)

Brotherのリサイクルトナー TOP3
Brotherの純正トナー TOP3

その他のBrother(ブラザー)のトナーをプリンター名から探す

OKI

OKIのリサイクルトナー TOP3
OKIの純正トナー TOP3

その他のOKI(沖電気)のトナーをプリンター名から探す

NEC

NECのリサイクルトナー TOP3
NECの純正トナー TOP3

その他のNECのトナーをプリンター名から探す

ゼロックス

ゼロックスのリサイクルトナー TOP3
ゼロックスの純正トナー TOP3

その他のゼロックスのトナーをプリンター名から探す

HP (ヒューレット・パッカード)

HPのリサイクルトナー TOP3
HPの純正トナー TOP3

その他のHP(ヒューレット・パッカード)のトナーをプリンター名から探す

京セラ

京セラミタのリサイクルトナー TOP3
京セラミタの純正トナー TOP3

その他の京セラミタのトナーをプリンター名から探す

いかがでしたか?
少し自信をもってトナー選びができるようになったのではないでしょうか?

トナー選びを正しく行えば、効率よくコスト削減することができます。
本記事を参考に、より良いトナー選びのお役に立てれば幸いです。

ご不明な点がある場合は問い合わせフォーム もしくは、0120-011-765からお問い合わせください。

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